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SEOは「患者に見つけてもらう」ための第一歩
どれだけ丁寧につくられたホームページでも、検索結果に表示されなければ存在していないのと同じです。
医療機関にとって、SEO対策は患者との接点を生み出すための“基盤”とも言えるもの。 本記事では、専門知識がなくてもできる「最低限やっておくべき5つのSEO設定」について、わかりやすく解説します。
1. 適切なタイトルタグとディスクリプションの設定
検索結果に表示される「タイトル」と「説明文」は、ユーザーがクリックするかどうかを決める大事な情報です。
- タイトル(titleタグ):医院名+地域名+診療科目などを組み合わせる
- 例:「神戸市中央区の内科|〇〇クリニック」
- ディスクリプション:80〜120文字程度で医院の特徴や強みを簡潔に記載
検索エンジンだけでなく、患者目線でもわかりやすい内容にすることが重要です。
2. 見出しタグ(H1〜H3)を正しく使う
見出しタグは、ページの構造を示す大切な要素です。Googleもこれをもとに「ページの内容」を判断します。
- H1タグは1ページに1つだけ:そのページの主題を示す
- H2・H3で構造化:読みやすく、理解しやすい文章に
見出しには狙いたいキーワード(例:地域名+診療科)を自然に入れるとSEO効果が高まります。
3. スマホ対応(モバイルフレンドリー)を確認
Googleは「スマホ対応していないサイトは検索順位を下げる」と明言しています。
- モバイルで表示が崩れていないか
- フォントサイズやボタンのタップしやすさ
- 画像サイズが大きすぎて読み込みが遅くないか
これらはGoogleの「モバイルフレンドリーテスト」で簡単に確認できます。
4. 表示速度を改善する
ページの表示速度はSEOにもユーザー体験にも大きく影響します。
- 画像を軽量化(WebP形式がおすすめ)
- キャッシュの活用
- プラグインの数を減らし、必要最低限に
WordPressを使っている場合は「LiteSpeed Cache」や「Autoptimize」などの高速化プラグインも有効です。
5. Googleビジネスプロフィールとの連携
地域名で検索されたときに表示される「ローカル検索」に強くなるためには、Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)との連携が欠かせません。
- 正確な住所・診療時間・電話番号を登録
- カテゴリに「内科」「整骨院」などの正確な業種を選択
- ホームページURLを設定して誘導する
患者が地図から医院を探す時代。ローカルSEOの強化にもつながります。
まとめ:まずは「基本の5つ」で検索に強いサイトへ
SEO対策は奥が深いですが、最初から完璧を目指す必要はありません。
- タイトルとディスクリプション
- 見出しタグの正しい使用
- モバイル対応
- 表示速度の改善
- Googleビジネスプロフィールとの連携
この5つを丁寧に整えるだけで、医療機関のホームページは「検索に強いサイト」への第一歩を踏み出せます。
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